北方文化博物館で販売されている改元記念お守り=新潟市江南区

北方文化博物館で販売されている改元記念お守り=新潟市江南区

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お守りで改元盛り上げ 安田瓦使う 新潟・北方文化博物館

新潟日報(2019年2月18日)

 新潟市江南区の北方文化博物館は、5月に控えた新元号への改元を記念したお守り「また来い瓦 Come On」を販売している。阿賀野市特産の安田瓦を使い、改元の「元」の字が丸型になっている文鎮型のもので、来年5月まで同館限定で入手できる。個性あふれる記念品の販売で、歴史的イベントを盛り上げたい考えだ。

 デザインは、北方文化博物館に財産を寄付した豪農・伊藤家の6代目当主・伊藤文吉が考案したものを用いた。このデザインは実際に6代目伊藤文吉の時代に、伊藤家の家紋として使われていたという。安田瓦が同館の屋根に使われている縁もあり、通常の安田瓦と同じ工程で製作し、重みや頑丈さを際立たせた。

 名前の「Come On(カモン)」は、家紋との語呂合わせで名付け、観光客に同館を再び訪れてほしいという願いを込めた。昭和から平成への改元時にも、改元を記念したお守りを製作し、販売している。

 副館長の佐藤隆男さん(68)は「安田瓦なので丈夫で長持ちする」と太鼓判を押し、「元の字は、元気や元年などの言葉にも用いられ、縁起が良い。時代が変わるまたとないタイミングで、多くの人に手に取ってほしい」と期待を込めている。

 大・小2サイズを用意し、大は1500円、小は1200円(いずれも税込み)。問い合わせは北方文化博物館、025(385)2001。

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