新たに体験できる織機で作ったランチョンマットを手にするスタッフ

新たに体験できる織機で作ったランチョンマットを手にするスタッフ

富山県 砺波・南砺・五箇山 特産

南砺の「じょうはな織館」メニュー拡充

北日本新聞(2019年2月20日)

■「高度な柄織りもできます」

 南砺市城端の「じょうはな織館」は、観光客らが体験できる織機の種類を拡充した。難易度や技法が異なる織り方に触れてもらうことで幅広い織物の魅力を発信し、リピーターの確保につなげる。

 じょうはな織館で従来、体験ができたのはコンパクトな「卓上機」と足踏み式の「高機(たかばた)」の2種類。卓上機は初心者向けで、幅広い層が気軽に体験できる。高機は昔ながらの本格的な足踏み式だが、踏み板に足が届くことが条件になることから、子どもが体験できないことなどがネックになっていた。

 今回、体験メニューに加えたのは「レバー式機(はた)」2台と「さをり織り機(はた)」1台。レバー式機は、織機右側のレバーを上下に動かしながら、やや高度な柄織りを体験してもらう。卓上式のため子どもでも参加できる。さをり織りは国内外で人気を集める技法。いずれも2時間程度かけ、幅約30センチ、長さ約45センチのランチョンマットを作ることができる。

 初心者でもスタッフが丁寧に教える。やや高度な織り方を体験してもらうには、より専門的な知識を得た上で指導に当たる必要があるが、スタッフの技術向上に伴って受け入れが可能になった。

 新しい織機による体験料は一般が4200円からで、予約が必要。澤田由紀美館長は「奥深い織物の世界に触れてほしい」と話している。問い合わせは同館、電話0763(62)8880。

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