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ろうそくかたどるピンバッジで応援 3月南魚沼裸押し合い

新潟日報(2019年2月22日)

 3月3日に新潟県南魚沼市浦佐の毘沙門堂普光寺(ふこうじ)で開かれる「裸押し合い大祭」。昨年、祭りが国の重要無形民俗文化財に指定されたことをきっかけに、祭り会場を彩るろうそくをかたどったピンバッジが登場、地元で販売されている。企画した市内の企業の担当者は「大祭の盛り上げにつながれば」と願っている。

 ピンバッジを商品化したのは、コメ由来のプラスチック原料などを製造する、バイオマスレジン南魚沼。昨年末から販売している。

 大祭は「炎と雪の奇祭」といわれ、数多くのろうそくが境内を照らす。バッジは「シンボルを表現したい」(同社)とろうそく型にした。大きさは縦約3センチで「毘 裸押合」と記されている。原料は新潟県産の砕米を使ったプラスチックなど。

 バッジづくりは昨年10月にスタート。成型のための金型づくりも市内の企業が担った。企画には大祭委員会も携わり、バイオマスレジン南魚沼は「地域で連携し、一つの製品を生み出すことができた」とする。大祭委員会の北村洋成副委員長は「1年を通して付けられる。地域が祭りを応援してくれてうれしい」と喜んだ。バッジは普光寺や近くの土産物店で購入できる。一つ600円(税込み)。

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