県からの修了証書を手に意気込む地域通訳案内士=富山市本丸

県からの修了証書を手に意気込む地域通訳案内士=富山市本丸

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県内初の地域通訳案内士7人誕生

北日本新聞(2019年2月26日)

■「観光の満足度高めたい」

 外国人観光客をもてなすために通訳と観光ガイドを担う「地域通訳案内士」が県内で初めて誕生した。1月に県から認定証書を受け取った7人は「責任を感じる。ガイドとして観光客の満足度を高めたい」と意気込んでいる。 

 地域通訳案内士は訪日観光客を対象にしたプロの観光ガイド。依頼を受けると県内であればどこでも案内することができる。県は案内士を推進する観光庁から研修養成の認定を受け、昨年から取り組みを始めた。

 県は2021年の年間外国人宿泊者数延べ56万人を目指しており、海外に向けて魅力を発信している。「とやま観光未来創造塾」の観光ガイドコースに、昨年新たにインバウンド専攻を設置。受講者は、県の歴史や地理に関する講義や模擬ツアーを通じてスキルを身に付けた。7人はTOEIC730点以上などの英語能力も満たし、試験に合格した。

 7人はそれぞれ観光業などに携わっている。南砺市観光協会の中台雅子さんは「外国人客が増えていることを実感する。地域の受け入れ体制充実を図り、しっかりもてなしたい」と語った。

 県の担当者は受け入れ体制を充実させるための策とし、「地域通訳案内士がいることで、観光客の満足度を高め、リピート率の向上にも役立つ」と期待する。

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