自分たちで開いたカマスを手に笑顔を見せる参加者ら

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一夜干し体験 氷見で観光モニターツアー

北日本新聞(2019年2月26日)

 氷見市宿泊体験推進協議会(杉木克己会長)の観光モニターツアーが25日、市内の民宿や市漁業文化交流センターで行われた。県外を中心に約20人が参加し、一夜干しの下準備を体験したり、民宿の自慢料理に舌鼓を打ったりした。協議会は26日も氷見の魅力を満喫してもらい、感想や意見を民宿をベースにした体験メニューづくりに生かす。

 協議会はこれまで県外からの修学旅行や団体旅行を対象に、地引き網体験や定置網見学などをコーディネートしてきた。今後は個人向けに民宿と体験メニューを組み合わせた旅行商品を提供できないか模索している。

 今回は関東や関西在住のブロガーやライターら発信力のある人たちに参加を呼び掛けた。

 民宿の小境荘(小境)では角間吉郎代表(70)が一夜干しの下準備を手ほどきした。この朝捕れたきときとのカマスを包丁で開き、塩水につけた。東京から参加したフリーライター、中村美枝さんは「こんなに新鮮な魚を触る機会はなかなかない。とても魅力的」と話した。灘浦荘(宇波)では魚さばきを体験した。

 市漁業文化交流センターに会場を移し、市内の民宿4軒の料理を味わった。参加者は一日を振り返りながら、氷見談義にふけった。26日は民宿の與市郎(窪)でかまぼこの絵付けを体験する。

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