春の雰囲気を醸し出しているハナモモの切り花=小矢部市松尾

春の雰囲気を醸し出しているハナモモの切り花=小矢部市松尾

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ハナモモ膨らむ 小矢部で出荷始まる

北日本新聞(2019年3月1日)

 3月3日の桃の節句に向け、小矢部市松尾の松井園芸で28日、ハナモモの切り花の出荷が始まった。ハウス内では濃いピンクの花が色づき、春の雰囲気に包まれている。

 ハナモモは観賞用に改良されたモモの一種で、松井園芸は5アールの畑で5種類約100本を栽培。2月下旬につぼみの付いた枝を切り取り、室温約30度のハウスで管理してきた。

 暖冬の影響で今年はつぼみの膨らみが早いという。代表の松井秀明さん(70)は「花付きや花色は良い。ひな祭りだけでなく、玄関先など目に留まる場所に飾って楽しんでほしい」と話している。高岡市のJA直売所や小矢部市の道の駅などに出荷しており、作業は3日まで続く。

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