「入善深層水かき祭り-冬の陣-」は3日、入善町下飯野の入善海洋深層水パークで開かれた。入善沖の深層水で仕込んだカキの炭火焼きコーナーや、みそ仕立ての「牡蠣(かき)汁」販売ブースが家族連れや観光客でにぎわった。
総延長40メートルを超える炭火焼きコーナーでは、殻付きを購入した来場者が自ら焼いて熱々を頬張った。マガキのむき身と野菜をたっぷり入れた牡蠣汁は用意していた300食が開始1時間半ほどで売り切れたため、追加販売を行った。入善産サクラマスの昆布締めなども人気を集めた。
町や海洋深層水かきセンター(同町下飯野)、入善漁業協同組合でつくる実行委員会主催。昨年に続き、あいの風とやま鉄道西入善駅と園家山キャンプ場駐車場、会場を結ぶシャトルバスを運行した。
レストラン「入善 牡蠣ノ星」(同町下飯野)を含む町内7店舗は9日まで、オリジナルのカキ料理を味わえるキャンペーンを実施している。