遺跡発掘調査速報展の会場で、地域の昔の姿を勉強する子どもたち=三条市

遺跡発掘調査速報展の会場で、地域の昔の姿を勉強する子どもたち=三条市

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八十里越の道歴史をたどる 三条で遺跡発掘調査展

新潟日報(2019年3月6日)

 新潟県三条市が、主に本年度実施した遺跡調査の成果をまとめた「遺跡発掘調査速報展」が、同市本町3の市歴史民俗産業資料館で開かれている。越後と会津・只見地方を結ぶ「八十里越」の、かつての峠道跡で見つかった石組みの写真パネルなどが並んだ。

 八十里越の調査は、江戸期と明治期の道筋が主な対象で、国の史跡指定を見据える。市によると、三条市側の吉ケ平から約1時間弱の場所などで、斜面に対して直線的な現在の登山ルートと異なるつづら折りの道筋を確認。石組みはつづら折りの部分などで見つかり、高さ1メートルを超えるところもあった。

 速報展では、調査時に撮影した石組みなどの写真に、解説文を添えた。荷物を背負って八十里越を往来する際に使われた「荷杖(にづえ)」なども並べた。

 八十里越関連のほか、森町の印内原遺跡(縄文期)や須戸新田の石田遺跡(平安、鎌倉、室町期)などから出土した土偶や須恵器なども展示した。

 授業で見学した大面小3年の児童(9)は「土器の形が面白かった。もっと昔のことを勉強したい」と話した。

 24日まで。23日には、展示説明と火焰型土器のスケッチなどのイベントがある。問い合わせは市生涯学習課文化財係、0256(46)5205。

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