木曽郡南木曽町妻籠宿と岐阜県中津川市馬籠宿を結ぶ中山道の馬籠峠近くにある標高777メートルの地点(南木曽側)が5日、「中山道ラッキーポイント」と名付けられ、鐘が設置された。早くも人目を引いている=写真。
妻籠宿の住民組織「妻籠を愛する会」が「7ぞろいで縁起がいい」と、誘客も兼ねて呼び名を決めた。鐘は「熊よけ用」で、町の職員らも協力して取り付けた。
中山道の中でも人気が高い両宿場間は、行楽者が急増中。近くに、拝むと子宝に恵まれるとされる「子安観音」もあり、同会の藤原義則理事長は「歩く人に幸せが訪れる場所になれば」。