木曽町が「おもちゃ美術館」を整備することにした「ふるさと体験館きそふくしま」

木曽町が「おもちゃ美術館」を整備することにした「ふるさと体験館きそふくしま」

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遊ぶ・触れ合う、木のおもちゃ 木曽町が「美術館」開館へ

信濃毎日新聞(2019年3月7日)

 木曽町は、木のおもちゃで幅広い世代が交流できる「おもちゃ美術館」を新開地区にある木造の「ふるさと体験館きそふくしま」内に設ける考えだ。地元特産の木材をPRし、誘客につなげる。木の製品普及などに取り組む「東京おもちゃ美術館」(東京)と連携し、おもちゃ作りなどを教えるボランティアも育成。2023年度開館を目指す。

 原久仁男町長が5日、明らかにした。町は、木の文化を大切にしようと16年に東京おもちゃ美術館と共に、生まれた時から子どもが木の文化に触れる機会を増やす「ウッドスタート宣言」をした。18年夏には、おもちゃの遊び方などを教えるインストラクターの養成講座を開催。19年度はより進んだ人材養成講座も開く予定だ。親子が木の遊具やおもちゃで遊ぶ催し「木育キャラバン」も計画している。

 美術館設置に向け、19年度は基本構想を作って体験館内の空間をどう生かすか考え、詳細な基本設計に入る。20年度には実施設計をし、21年度に着工したいという。

 県外の同様の施設は大勢の親子連れでにぎわっており、町内だけでなく広範囲からの誘客も見込めるという。原町長は「(郷土料理作り体験など)今ある体験館とのすみ分けはこれから考えるが、ぜひここを使いたい」と話した。

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