組合員らを前に地域の食や道の駅の接客などについて話す斎藤さん

組合員らを前に地域の食や道の駅の接客などについて話す斎藤さん

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蓼科牛、立科だけのハンバーグ定食 町出身料理人監修、提供へ

信濃毎日新聞(2019年3月8日)

 立科町出身でプリンスホテルの料理長を務めた斎藤喜嗣(よしじ)さん(71)=東京=が監修し、町特産の蓼科牛を使ったハンバーグ定食が、16日から同町の道の駅「女神の里たてしな」で提供される。道の駅を指定管理する農事組合法人「蓼科農(の)ん喜(き)村」はこのほど、試食会を開催。斎藤さんは組合員ら約50人を前に、地方の農産物や道の駅について語った。

 斎藤さんは同町芦田出身で、望月高校(佐久市)を卒業後、プリンスホテルに入社。東京都や神奈川県、徳島県の同ホテルで料理長を歴任し、現在は都内でレストランを経営している。道の駅では6日までの4日間、厨房(ちゅうぼう)に入って調理を手伝った。新たにメニューに加わるハンバーグ定食は、粗めにひいた肉を使ってジューシーに仕上げたという。

 斎藤さんは試食会で、道の駅の接客について「温かくないと駄目」と指摘し、客との会話が大切だとした。町産のリンゴを徳島に送り「こんなにおいしいのは食べたことがない」と言われた逸話や、町外に出た若者が戻ってこられる地域づくりの重要性なども語った。出席者から「蓼科牛を売り出す秘訣(ひけつ)は」と尋ねられると、「立科に行かないと食えない―でいい。大量生産は(質が)落ちるからやめた方がいい」と述べた。

 ハンバーグ定食を食べた組合員の男性(83)=茂田井=は「蓼科牛もソースもおいしかった。話を聞き、若い人が帰ってこられる地域が実現できればいいと思った」と話していた。

 道の駅の食堂は午前11時〜午後3時に営業。木曜休み。ハンバーグ定食は1200円。

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