伊藤若冲の名画を再現した西陣織作品が並ぶ展示会=3月8日、福井県坂井市ハートピア春江

伊藤若冲の名画を再現した西陣織作品が並ぶ展示会=3月8日、福井県坂井市ハートピア春江

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伊藤若冲の名画を西陣織で再現 坂井市、全国巡回展が開幕

福井新聞(2019年3月9日)

 江戸中期の画家、伊藤若冲の名作を再現した西陣織の展示会が3月8日、福井県坂井市ハートピア春江で始まった。絹糸で緻密に織り込んだ動植綵絵(さいえ)や釈迦(しゃか)三尊像など、若冲の代表作を中心に約50点を展示している。11日まで。

 2016年に若冲の生誕300年を迎え、17年には京都の絹織物が西陣織と呼ばれるようになってから550年となったことを機に、西陣織文化を広く知ってもらおうと始めた全国巡回展で、主催は京都市の職人らでつくる実行委。これまで約100カ所で開いた。

 若冲を代表する動植綵絵のうち、老木のマツにとどまる白い鳳凰(ほうおう)を描いた「老松白鳳図(ろうしょうはくほうず)」など30点を掛け軸に仕立て、この展示会では20点余りを披露している。

 一見して単色と見られる中にも数本の別の色の糸が織られ、立体感をかじることができる。

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