開園から20年以上経過した氷見市海浜植物園=同市柳田

開園から20年以上経過した氷見市海浜植物園=同市柳田

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氷見市海浜植物園を遊び場に 温室は大幅縮小

北日本新聞(2019年3月9日)

 氷見市は市海浜植物園(柳田)を大規模リニューアルする。亜熱帯の植物を展示している温室を大幅に縮小し、子育て世代の女性たちが仕事のスキルアップを図る研修室を整備。吹き抜けにネット遊具を張るほか、中庭に屋根付きのふわふわドームやジップラインを設けて子どもたちが遊べるようにする。8日、国の地方創生拠点整備交付金の採択を受けた。

 事業費として5億2448万円を見込んでおり、2分の1が交付される。6月市議会に補正予算案を上程する方針。市は今後、地元の特産材を使ってホールの内装を木質化する計画で、2021年春に全体をリニューアルオープンさせる。

 1996年の開園から20年以上経過し、老朽化に伴う修繕コストの増大や入園者の減少が課題となっていた。

 本年度、庁内と有識者で組織した検討委員会が在り方について基本方針案をまとめた。植物園としての資産を土台に▽交流を生み出す場▽子どもの遊び場▽憩い・学びの拠点▽木育・緑化の拠点-の機能を掲げており、現在パブリックコメントを行っている。

 国内唯一の「海浜植物園」として、希少なソテツやマングローブなどを収集してきた。市は残る温室などで植物の展示を継続する考えだが、大幅な施設内容の転換は市民の議論を呼ぶ可能性もある。

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