高岡市佐野の高岡おとぎの森館で9、10の両日に開かれる「第28回高岡つばき展」に向け、高岡つばき愛好会(木倉達郎会長)のメンバーが8日、会場の準備作業を行い、見頃を迎えた約250点を並べた。
ツバキの魅力を広く伝えようと、毎年3月と12月に展示会を開いている。今回は会員10人が出品。一重咲きや八重咲きの多彩なツバキを鉢物や盆栽、生け花などの様式で展示している。
「宴(うたげ)」や「池畔の紅」など富山県生まれのツバキを集めたコーナーもある。木倉会長は「今年は花が咲くのが早く、例年だとこの時期に展示されない品種も並べた。さまざまな花を楽しんでもらいたい」と話した。北日本新聞社後援。