手際よくワカメを切り分ける住民=七尾市大泊町

手際よくワカメを切り分ける住民=七尾市大泊町

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養殖ワカメの出荷始まる 七尾・大泊町、能越道PAで販売

北國新聞(2019年3月10日)

 七尾市大泊町で9日、養殖ワカメの収穫、出荷作業が始まり、同町の県漁協ななか支所の組合員7人が収穫したてのワカメを切り分け、手際よく袋詰めした。10日から同町の能越自動車道県境パーキングエリア(PA)内の直売所で販売される。
 同町では30年以上前まで、ワカメの養殖が行われてきたが、地元の漁師が減って途絶えていた。2016年にオープンした直売所の目玉にしようと住民有志が養殖を再開し、今年で3度目の収穫となった。新鮮で香りがいいと人気を集め、リピーターも多い。
 暖冬の影響で水温が高いため育成が早く、収穫開始を2週間ほど前倒しした。直売所の責任者でワカメを養殖している山下茂さん(65)は「富山湾で育ったワカメを多くの人に味わってもらい、地元の特産品として定着させたい」と話した。

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