ベーゼンドルファー社(オーストリア)のグランドピアノを弾く体験会が14日、富山市のオーバード・ホールで始まり、愛好者らがステージ上での演奏を楽しんだ。
同社は「三大ピアノ製造会社」の一つ。今回は低音部の鍵盤が多く、幅広い音域を持つ「インペリアル290」が用意された。
参加者は音響反射板を設けたコンサート仕様のステージを独り占めし、思い思いに鍵盤をたたいていた。大学生の林哲郎さん(19)と松木瑛莉子さん(19)は「大きなホールを貸し切って演奏できる機会は貴重だった」と話した。
14日のほか、15、22、23日に計16組が体験する。参加応募は締め切っている。