展示公開が始まったニホンライチョウを見る園児=富山市ファミリーパーク

展示公開が始まったニホンライチョウを見る園児=富山市ファミリーパーク

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ニホンライチョウ2羽一般公開 富山市ファミリーパーク

北日本新聞(2019年3月16日)

 国の特別天然記念物で絶滅危惧種「ニホンライチョウ」の人工繁殖に取り組む富山市ファミリーパーク(同市古沢)は15日、同パークでふ化した1歳の雄2羽の一般公開を始めた。国内での公開は長野県で2004年に終了して以来15年ぶりで、県内では初めて。貴重な姿を見ようと、初日から大勢の見学客でにぎわった。 

 人工繁殖は環境省の保護増殖事業の一環で15年にスタート。同パークなど国内5施設が非公開で取り組んでいる。同パークでは現在、乗鞍岳で採取した卵からふ化した6羽と、パークで生まれた5羽を飼育。一定の飼育技術が確立できたとし、来場者にライチョウ保全に関心を持ってもらうため、15、16日から5施設で公開する。

 「春の開園」に合わせたメインイベント。初日は近所の園児や市内外の家族連れら約200人が展示室を訪れ、愛らしい姿を写真に収め、じっと動き回る様子を笑顔で見つめた。

 郷土の自然や動物の普及啓発に努める同パークは今年で開園35周年を迎える。石原祐司園長は「富山を代表する生き物を見せることができ、感慨深い」と話した。

 公開時間は午前9時半~同11時半と午後1時半~同3時半。17日まで先着100人にニホンライチョウの缶バッジをプレゼントする。


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