三条市に寄贈されたジャイアント馬場さんの懸垂幕。大きすぎて贈呈の場では顔の部分だけが披露された=12日、同市役所

三条市に寄贈されたジャイアント馬場さんの懸垂幕。大きすぎて贈呈の場では顔の部分だけが披露された=12日、同市役所

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三条市名誉市民ジャイアント馬場さん 出身地でっかくPR

新潟日報(2019年3月18日)

 新潟県三条市名誉市民のジャイアント馬場さん(1938~99)を発信するでっかい"助っ人"が同市にやって来た。長さ17・5メートル、幅3・4メートルの懸垂幕で、腕組みをしたガウン姿の馬場さんが大写しになっている。馬場さんの没後20年に合わせた企画展を開いた東急百貨店(東京)が「出身地で活用してほしい」と12日に市に寄贈した。

 懸垂幕は、企画展の広告として昨年末から年明けにかけての期間中、渋谷の地上8階建ての本店ビル外側につり下げられた。終了後、「処分するのはもったいない」(同百貨店)と馬場さん夫人の元子さんのめい緒方理咲子さん(61)に相談したところ、三条市への寄贈を勧められた。

 緒方さんは馬場さんの遺品を管理しており、企画展では馬場さん自筆の油絵などを提供した。

 市役所を訪れた東急百貨店担当者から懸垂幕の贈呈を受けた国定勇人市長は「圧巻です」と感謝しながら「三条に飾れる高さの建物がないですよ」と困惑の表情。馬場さんのファンらでつくる三条ジャイアント馬場倶楽部の中條耕太郎会長(48)も同席し、「馬場さん出身地の三条を発信する"必殺の武器"になる」と頼もしそうだった。

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