上越新幹線に導入され、新潟駅を出発するE7系の新幹線車両=16日、新潟市中央区

上越新幹線に導入され、新潟駅を出発するE7系の新幹線車両=16日、新潟市中央区

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E7系出発のとき 上越新幹線デビュー

新潟日報(2019年3月18日)

 JR東日本が上越新幹線に導入したE7系の車両が16日、デビューした。新潟駅では出発式が開かれ、鉄道ファンや家族連れらが"一番列車"を見送った。

 E7系は北陸新幹線と同一仕様で、12両編成。すべて上級車両の「グランクラス」が付く。式典で新潟支社の今井政人支社長は「快適な乗り心地になっている。長く愛してほしい」とあいさつした。当面は1日計10本、新潟-東京の4往復と越後湯沢-東京の1往復で「とき」と「たにがわ」として運用される。

 出発時刻の約20分前に新車両が入線すると、待ち構えていた人たちは写真を撮るなどして出迎えた。午前7時49分、小池裕明駅長が大きく右手を挙げると、車両は警笛を響かせ、東京方面に向かって走りだした。

 家族で訪れた新発田市の会社員男性(42)は「北陸新幹線の『かがやき』などと同じなので子どもたちも喜んでいる」と話した。

 同社は11編成132両を導入する予定。2020年度末までに2階建て車両のE4系と入れ替えるため、国内の2階建て新幹線は姿を消すことになる。

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