志賀町富来牛下（うしおろし）の景勝地「巌門（がんもん）」で２０日、今季の遊覧船の運航が始まり、日本海から見る絶景を観光客らが満喫した。
　遊覧船は巌門洞窟から鷹の巣岩などを回り、木造灯台として国内最古とされる旧福浦灯台などの眺望も楽しめる。この日は好天に恵まれ、北海道帯広市から訪れた１５人も乗り込んだ。
　所用時間は約２０分で、料金は大人１１００円、子ども５５０円。能登金剛遊覧船（志賀町）によると、当面は２隻で運行し、大型連休頃から４隻に増やす。
　巌門にあるレストハウス能登金剛センターは２１日から、店員に「運転してきた」と申し出た観光客に、巌門の風景などを絵柄にした「大人の塗り絵」１枚をプレゼントする。９月３０日まで。