車輪の動きなどを確認する関係者=高岡市末広町

車輪の動きなどを確認する関係者=高岡市末広町

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守山町山車 輝き再び 高岡御車山 車輪・車軸の修理完了

北日本新聞(2019年3月21日)

 国重要有形・無形民俗文化財「高岡御車山(みくるまやま)祭(まつり)」の山車(やま)の一つ、守山町の山車の車軸修理事業の一環で修理していた前輪2輪が完成し、20日、高岡市末広町の収蔵庫に収められた。2016年度から実施してきた車輪修理事業と併せて全ての修理が完了し、5月1日の同祭では、前後輪ともよみがえった姿で引き回される。

 修理は高岡地域文化財等修理協会(大澤幸勝会長)が担当した。

 車輪の木工と漆工、金工の修理事業は16年度に始まり18年12月で完了。後輪車軸の木材が変形し、車輪とこすれて車軸と車輪中心部「カブラ」が損傷していたことから、5月から車軸修理事業に着手。後輪車軸と前輪、後輪のカブラの一部を新調・修理した。後輪車軸と後輪は12月に収めた。車軸修理事業費用は約232万円。

 この日は同協会のメンバーらが前輪2輪を収蔵庫内に運び入れ、車軸に取り付けた。守山町の関係者らと共に車輪を動かし、動きにふらつきがないかなどを確かめた。

 作業を見守った守山町の高岡御車山保存会理事、若森征雄さん(81)と中村喜進さん(75)は「改元の日と重なる記念の祭りで、きれいな姿をお披露目できてうれしい。多くの人に見に来てもらいたい」と話した。

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