となみチューリップフェアの展示やイベントの内容を決めた推進協会=砺波市役所

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大花壇「魔法」の地上絵 となみチューリップフェア

北日本新聞(2019年3月23日)

 今春のとなみチューリップフェアに向け、同フェア推進協会(会長・北村憲三砺波商工会議所会頭)の会合が22日、砺波市役所で開かれた。300品種300万本で彩り、元号改正に合わせた展示や「魔法」をキーワードに描く大花壇の地上絵、県産の黄小町で作る高さ5メートルの「チューリップツリー」など多彩なデザインで来場者を魅了する。

 会期は4月22日から5月5日までの計14日間。テーマは「笑顔咲く 彩りの春」。昨年の来場者数は29万3千人だったが、ことしは30万人の来場を目指している。

 北門のチューリップタワー近くの歓迎ディスプレーでは、新天皇即位の元号改正に合わせ、展示の一部を入れ替えお祝いムードを演出する。大花壇の地上絵は、21万本の色とりどりの花で会場全体を魔法で包み込むイメージを表現。新設のチューリップツリーは、黄小町1700本で作り、SNS(会員制交流サイト)への投稿を促す写真スポットの充実を図る。

 その他、観光案内や早期入園、交通規制などについて協議し、旅館関係者の話からことしは4月27~30日のGW前半が特に混雑することが予想されることなどを確認した。

 冒頭で北村会頭と夏野修市長が「これまで以上に盛況になるよう皆さまのご協力を願いたい」とあいさつした。フェアは北日本新聞社後援。

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