ジェット船の試乗で、川の歴史などを紹介するガイド=25日、阿賀町

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阿賀野川遊覧船に4月新コース 五十島巡り 阿賀の里

新潟日報(2019年3月26日)

 阿賀野川で遊覧船を運行している新潟県阿賀町石間の第三セクター「阿賀の里」が、4月から新コース「五十島巡り」を運行する。町が約5千万円で購入したジェット船を使用し、五十島橋手前までの往復18キロほどを約50分で巡る。25日には安全祈願祭を行い、関係者が乗り心地を楽しんだ。

 阿賀の里は、白崎乗船場から下流の阿賀の里まで約13キロを下る「阿賀野川ライン舟下り」が名物だった。しかし2011年7月の新潟・福島豪雨の影響で川床が上がるなどしたため、舟下りは休止中。現在は咲花温泉の周辺約6キロを回る遊覧船を運航している。

 ジェット船は、舟下りの復活を目指す町が新潟市の造船会社に建造を依頼した。旅客定員は44人で冷暖房を完備。水深40センチ程度の浅い場所も進むことができ、五十島橋手前までの運行が可能となった。阿賀の里によると、両側に磐越西線と国道49号の洞門を楽しめるほか、渡船場跡など舟運の名残も楽しめるという。

 船名は「イザベラバード」。1878(明治11)年に日本を旅行して津川から舟で阿賀野川を下った際、阿賀野川を「廃墟なきライン川」と評した英国の女性旅行家、イザベラ・バードの名前を冠した。

 安全祈願祭の後、神田一秋町長は「町にとっては、山や阿賀野川などの自然が大きな観光資源だ。町の活性化に寄与し、インバウンド(訪日観光客)を大きく取り込みたい」と話した。

 この日はジェット船のお披露目として、来賓や地元園児を乗せて咲花温泉周辺を巡った。今後は試運転を繰り返して本格運行に備える。

 五十島巡りは午前9時20分~午後3時20分まで、1時間おきに運行する。大人2500円、小学生1250円。問い合わせは阿賀の里、0254(99)2121。

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