白山比咩神社の浪速(なにわ)神楽講習会修了報告祭は28日、白山市の同神社で営まれ、4月からの新人舞女5人が神前で「鈴扇(すずおうぎ)の舞」を初披露し、4日間にわたる研さんの成果を示した。
舞女となるのは喜多美咲さん(18)=金沢市=と加波日香梨さん(18)=野々市市=、山田陽女乃さん(18)=白山市=、中村遊乃さん(18)=同=、渡邊真帆さん(18)=能美市=の5人。講師を務めた津守神社(大阪市)の今江隆道宮司らが見守る中、扇や鈴を手に初々しい舞を繰り広げた。
加波さんは「緊張した。もっと自信を持って舞えるよう練習に励みたい」と話した。浪速神楽は日々の祈(き)祷(とう)や祭典で奉納される。