福井県福井市の第34回ふくい桜まつりは3月30日開幕した。足羽川の桜並木はライトに照らされ幻想的な光景に。JR福井駅周辺の施設もピンク色の明かりで彩られ、まち一帯が"春色"に染まった。4月14日まで。
桜並木は、約2・2キロ区間にソメイヨシノなど600本ほどが連なる日本さくら名所100選の一つ。30日夜は桜橋近くでオープニングセレモニーがあり、東村新一市長と地元の中学生がスイッチを押して点灯した。訪れた人は並木道を散歩したり、写真に収めたりして咲き始めた桜を満喫していた。
まつり期間中は、駅周辺や通称浜町の飲食店で限定メニューを提供するなど食の企画を展開している。花見弁当の販売は6、7の両日、市グリフィス記念館で。越前時代行列に代わり、桜を見ながら食やスポーツを楽しめる新企画「ふくい桜満喫フェスティバル」(6日、市中央公園)もあり、多彩な催しがまつりを盛り上げる。
ライトアップは幸橋から花月橋間。午後6時~同9時半。