旧戸出物産の跡地を見学する参加者

旧戸出物産の跡地を見学する参加者

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高岡・戸出の未来考えよう 企業跡地・木造建物見学

北日本新聞(2019年4月1日)

 高岡市戸出地区のまちづくりを考えるイベント「まちあかり舎×戸出-戸出の人、建物、まちを未来につなぐ」が31日、同地区で行われ、参加者約20人はまち歩きや講演、ワークショップを通してまちの未来について考えた。 

 イベントは、戸出地区の住民有志でつくる団体「戸出によっといで」(冨田修平会長)が初めて企画した。全国の歴史的建造物の保存・再生に取り組む「まちあかり舎」(東京)の中村出(いずる)さんを講師に迎えた。

 参加者は、福祉を柱とした複合型施設に整備されることになった旧戸出物産の跡地を見学。のこぎりの歯のように屋根が連なる建物や、近くの商店街周辺に残る古い木造の建物などを見て回った。

 まち歩きの後、中村さんの講演もあり、東京の下町で行った空き家再生事業について手法や考え方を学んだ。ワークショップでは、富山大芸術文化学部講師の籔谷祐介さんと一緒に意見を出し合った。

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