小矢部市獅子舞連合会は、5月の石動天神獅子舞祭と市獅子舞大共演会のPRポスターを作製した。ことしは新たにチラシも用意。市内の獅子舞の歴史やどのように伝わって広まったかをまとめた図をデザインしてある。
石動天神獅子舞祭は前田利秀が1586年に今石動城主として入城したことを祝い、地域の人が披露したのが始まりとされる。5月25、26の両日に行われ、石動地区の20余りの団体が観音寺で獅子舞を奉納。石動駅前商店街や町内で披露する。連合会主催の獅子舞大共演会は5月26日に市商工会館前で行い、市内の団体と金沢市の団体が出演する。
ポスター(A1判)は500枚、チラシ(A4判)は3千枚刷り、いずれも市内の公共施設や三井アウトレットパーク北陸小矢部などに配布。連合会が2007年にまとめた調査を基に、各地域に伝わった獅子舞の歴史を分かりやすく記した。