「第4回高校生万葉短歌バトルin高岡」のポスター

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「令和」出典で脚光 8月、高岡で高校生万葉短歌バトル

北日本新聞(2019年4月5日)

 8月に高岡市で開かれる「第4回高校生万葉短歌バトルin高岡」の第1回実行委員会が4日、同市あわら町の北日本新聞西部本社で行われた。新元号「令和」を受け、典拠となった万葉集や万葉故地の魅力をよりクローズアップし、大会を盛り上げることを確認した。5日から応募を受け付ける。

 大会は全国の高校生が思いの丈を込めた短歌を批評し合い、高校短歌ナンバーワンを決める。「万葉のふるさと高岡」を全国に発信しようと、2016年から毎年開いている。実行委は高岡市と市教委、市万葉歴史館、県歌人連盟、北日本新聞社でつくる。

 実行委では委員長の勢藤北日本新聞社取締役西部本社代表が「万葉集に脚光が当たっている機会を逃さず、全国の高校生が参加したくなるイベントにしていきたい」とあいさつ。委員からは、本戦で「令和」や「万葉」にちなんだ歌題を設ける案が出された。本戦に出場する生徒が大会前日に参加するバスツアーで、大伴家持の歌碑がある雨晴海岸などを巡ることや、大会当日に来場者から「万葉」をテーマにした短歌を募ることなども提案された。

 大会は1チーム3人のトーナメントで争う。予選に各チーム6首(自由題、1人2首)を提出。審査を通過した上位8チームが8月23日に、ウイング・ウイング高岡で実施する本戦に進む。判者(はんじゃ)(審判)は歌人で早稲田大名誉教授の佐佐木幸綱氏、歌人の小島ゆかりさん、市万葉歴史館の坂本信幸館長。昨年は全国31校60チームが応募し、宮崎西が優勝、富山中部が準優勝、高岡南が3位だった。

◆万葉短歌バトル応募方法◆
 高校生万葉短歌バトルの参加希望者は、規定の応募用紙に記入し、郵便か、ファクスで申し込む。郵送の場合は郵便番号933-0911、高岡市あわら町13の50、北日本新聞西部本社「高校生万葉短歌バトル」係。ファクスは0766(25)7775。応募用紙は公式サイトからダウンロードできる。公式サイトは「万葉短歌バトル」で検索する。締め切りは6月13日必着。問い合わせは同西部本社内の事務局、電話0766(22)2226。

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