第65回全日本チンドンコンクールが5日、富山市内で開幕した。午後6時半から前夜祭の「幽玄チンドン夜桜流し」が富山城址公園と松川べりで行われ、満開の桜の下、チンドンマンが軽快なパフォーマンスで見物客を楽しませた。
「鶴丸」(大阪)、「べんてんや」(愛知)、「チンドン海泉社」(同)の3組が出演。ラッパや太鼓の音を響かせながら練り歩くと、花見客や見物客から手拍子や合いの手が送られた。
午後8時半から桜木町で予定していた夜桜流しは、雨のため中止となった。
チンドンコンクールは7日まで。6日はグランドプラザでオープニングセレモニー、県民会館でコンクール予選と素人コンクールが行われる。7日は日本一を決めるコンクール本戦が県民会館で開かれる。富山商工会議所と富山市でつくる実行委員会主催、北日本新聞社など後援。