高岡市福岡地区で開かれている「第56回福岡さくらまつり」のイベントが6日、会場の岸渡川周辺で始まった。来場者は舟下りや能楽の公演を楽しみ、春の風情を満喫した。7日まで。
舟下りは約700メートルにわたって行われる。川の両岸にはソメイヨシノ千本が並び、家族連れらがゆったりと舟に揺られながら花見を楽しんでいた。
能楽は県の愛好家でつくり、福岡地区を拠点に活動する「能Know会」(寺田茂会長)のメンバー約20人が11演目を披露した。福岡さくら会館前の特設ステージで、「西王母」などを優美に披露した。
7日は舟下りのほか、フリーマーケットやスタンプラリーどがある。地元の雅楽団体「洋遊会」のステージも開かれる。北日本新聞社後援。