見頃を迎えた桜と丸岡城天守を楽しむ家族連れら=4月6日、福井県坂井市丸岡町霞町1丁目

見頃を迎えた桜と丸岡城天守を楽しむ家族連れら=4月6日、福井県坂井市丸岡町霞町1丁目

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丸岡城と桜が共演 福井・坂井でまつり

福井新聞(2019年4月7日)

 福井県坂井市の丸岡城桜まつり(福井新聞社後援)のメインイベントが4月6日、同城周辺で始まった。古城を囲むように植えられた約400本のソメイヨシノが見頃となる中、物産販売や多彩なステージショーが行われ、大勢の家族連れや観光客でにぎわった。メインイベントは7日も開かれる。

 周辺一帯の霞ケ城公園は「日本さくら名所100選」に選ばれている。天守前広場では、咲き誇る桜と天守を一緒に写真に収めようと、多くの人がシャッターを切っていた。昨年、東京から引っ越してきた福井市の会社員(47)は「木造の天守と桜がマッチして絵になる」と、うっとりと眺めていた。

 ふもとの一筆啓上茶屋前では城下市が開かれ、市内の味覚や坂井市の姉妹都市・宮崎県延岡市の地鶏の炭火焼きなどの店舗が並んだ。ステージでは現存12天守の知識を競うクイズ大会などが繰り広げられ、祭りを盛り上げた。

 7日は駐車場の混雑が予想されるため、えちぜん鉄道西長田ゆりの里駅と丸岡城を結ぶ無料のシャトルバス(JR丸岡駅、市丸岡支所経由)の利用を呼びかけている。まつりは20日まで。

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