新潟市中央区の沼垂テラス商店街が７日、本年度最初の朝市を開いた。今年で５年目を迎えた朝市には、常設と特設合わせて約７０店が軒を連ねた。パンや雑貨などさまざまな商品が勢ぞろいし、カップルや家族連れらが買い求めていた。

　商店主らでつくる実行委員会が主催。朝市は１１月まで原則、第１日曜日に開かれる。月別で設ける企画は「ぬったり春のパンまつり」と銘打った。市内外から約１０店が特別出店し、ベーグルやマフィンなど多彩なパンが店頭に並んだ。オープン前から行列ができ、約４０分で完売する店もあった。

　ほかに、アクセサリーづくりを楽しめる店などもあり、来場者はゆったりとした朝のひとときを思い思いに楽しんだ。近く開店するカフェも今回の朝市に合わせてプレオープンし、にぎわっていた。

　初めて朝市に来たという新潟市中央区の会社員男性（３２）は「朝から多くの人が集まっていてすごい。商品だけでなく、人との交流も楽しめていい」と満足そうだった。