福井県越前市今立地区の桜の名所、花筐(かきょう)公園で4月7日、恒例の「2019はながたみまつり」が開幕した。満開を迎えた桜の下、地元の子どもたちの太鼓演奏などが会場を盛り上げた。最終日の14日まで、公園の桜がライトアップされる。
周辺も含めて約1500本の桜に彩られ、県指定の天然記念物「薄墨桜」がある同公園を会場に、花筐自治振興会とまつり実行委員会が毎年開いている。
開会式後、花筐小児童でつくる「はながたみ子供太鼓」の元気な演奏が幕開けを飾った。鯖江市で活動するフラダンスグループ「フラ・ククイ」は、桜にちなんだ曲などを踊って春のムードを演出した。
また地元の各種団体が五平餅やそば、大判焼などの屋台を出店し、家族連れらの人気を集めていた。
期間中は午後6時から9時まで、園内のぼんぼりを点灯するほか、ステージ前のしだれ桜がライトアップされる。最終日の14日には、スタンプラリーや地元グループによる舞踊、童謡などの発表がある。