スイセンと桜が見頃を迎えている下条川沿い

スイセンと桜が見頃を迎えている下条川沿い

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下条川"彩り二重奏" 桜とスイセン見頃

北日本新聞(2019年4月9日)

 桜の名所として親しまれている射水市小杉地域を流れる下条川で、昨年秋に土手に植えられたスイセンの花が見頃を迎えている。同市の小杉まちづくり協議会(永森直人会長)の「下条川魅力向上プロジェクトチーム」の取り組みで、ピンク色の桜と黄色いスイセンの「二重奏」が訪れた人を楽しませている。

 同チームは下条川の魅力を小杉地域の内外に発信することを目指して活動している。スイセンは「ガーデンジャイアント」と呼ばれる品種で、開花時期がちょうどソメイヨシノと重なる。二つの花の"共演"を散策に来た人に楽しんでもらおうと、昨年11月下旬、メンバーが竹内源造記念館(同市戸破)の対岸に当たる北側土手に計300球の球根を植えた。

 花は3月下旬から咲き始めており、4月中旬まで楽しめるという。

 2019年度は地元の戸破地域振興会(瀬木昭博会長)が下条川周辺に花を植えたり、清掃したりする新規事業「小杉地区の母なる下条川の魅力向上作戦」に乗り出す。同事業は市の地域提案型市民協働事業に採択され、今秋は2千球の球根を植える予定。来年春には約200メートルにわたって咲くスイセンと桜が楽しめるという。

 同チームの室江則光リーダーは「美しい花が下条川沿いに足を運んでもらうきっかけとなり、多くの人にこの地域の魅力を知ってもらいたい」と話している。

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