彫刻を団体鑑賞する県工高生徒=金沢市の石川県立美術館

彫刻を団体鑑賞する県工高生徒=金沢市の石川県立美術館

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現代美術展 県工高デザイン科生徒が鑑賞

北國新聞(2019年4月10日)

 金沢市の石川県立美術館と金沢21世紀美術館で開催中の第75回現代美術展(一般財団法人県美術文化協会、本社など主催)に9日、県工高デザイン科の2年生39人が団体鑑賞に訪れた。生徒は、郷土の作家たちによる造形美に触れた。
 彫刻の委嘱作家で同校教諭の東誠さんは自作「扁(へん)平(ぺい)足(そく)の云(い)い分」を前に「足の下の部分ほど細かい造形にこだわり、上の部分はあえて粗く仕上げた」と説明した。日本画の一般で佳作となった同校講師の平松雅章さんも解説した。辻侑利さんは「何かに挑戦したいと感じていた中で、いい刺激をもらった」と話した。
 この日は洋画の委嘱作家本山二郎さんの引率で金城大短大部の6人も訪れた。
 県立美術館で日本画、彫刻、書、金沢21世紀美術館で洋画、工芸、写真を15日まで展示する。一般千円、高校・大学生600円、小・中学生500円。

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