2018年5月、称名滝を眺める人たち。今年は滝につながる遊歩道が4月26日に開通予定

2018年5月、称名滝を眺める人たち。今年は滝につながる遊歩道が4月26日に開通予定

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称名滝観光に電動カー 高齢者らの負担軽減へ導入

北日本新聞(2019年4月10日)

 立山町観光協会(会長・舟橋貴之町長)は本年度、称名滝の遊歩道区間に電動カーを導入し、高齢者や障害者の観光に役立てる。9日に町役場で開かれた立山・称名滝の祭典実行委員会で報告した。

 称名滝の駐車場から滝見台までの遊歩道は1・3キロで標高差が約100メートルある。徒歩で片道約30分かかり、高齢者らの負担だった。レンタル用に2台を導入し、高齢者や障害者以外も利用できる。

 期間は5月2~26日の土曜、日曜、祝日。料金は身体障害者と75歳以上が1500円で、それ以外は2千円。利用者が自分で運転する。運転免許は必要ない。電話やインターネットで予約を受け付ける。問い合わせは同協会、電話076(462)1001。

 称名滝安全祈願式を4月26日に行い、除雪が順調に進めば、同日に遊歩道を開通する。暖冬の影響で昨年の5月2日より早まった。立山夏山開きは7月1日。

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