雪が降る中、笑顔で散策する外国人観光客=立山・弥陀ケ原

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富山県 立山黒部アルペンルート アウトドア・レジャー

壮大な銀世界を満喫 立山黒部アルペンルート部分開通

北日本新聞(2019年4月11日)

 立山黒部アルペンルートは10日、弥陀ケ原(1930メートル)まで部分開通し、国内外の観光客が銀世界を満喫した。15日に長野県側の信濃大町まで全線開通する。

 立山高原バスの始発便2台は、国内と韓国から訪れた計36人を乗せて美女平を出発。午前9時半ごろに弥陀ケ原に到着した。観光客は一面に広がる雪景色に感動した様子で、写真撮影や散策を楽しんでいた。

 この日の弥陀ケ原の積雪量は5メートル。午前9時の気温は氷点下2度で雪が降った。千葉市の公務員、須黒正博さん(51)は「雪が降る時期に来るのは初めてで新鮮な気持ち。雄山まで行きたいので、あまり降りすぎないことを祈ります」とほほ笑んだ。

 立山黒部貫光によると、雪の大谷の雪壁の高さは暖冬の影響で例年より低くなることが心配されたが、4月以降の降雪で持ち直した。今年はほぼ平年並みの約16メートルが期待できるという。


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