新潟県弥彦村の観光施設「おもてなし広場」のオープン１周年を記念したイベントが４月６、７日に同所で開かれた。家族連れらが地元団体の踊りやじゃんけん大会などを楽しんだ。

　おもてなし広場はまちなかににぎわいをつくろうと、２０１８年３月にオープンした。地元の農産物直売所や弥彦温泉の足湯、さまざまな催しが開かれるイベントスペースなどが設置されている。

　６日は勇壮な太鼓の演奏で始まり、芸妓（げいぎ）によるあでやかな舞やよさこい踊りで１周年を祝った。日本競輪選手会新潟支部の選手らも駆け付け、盛り上げに一役買った。

　孫を４人連れて来た燕市の男性（７１）は「弥彦には昔からの歴史がある。観光客がさらに増えるといい」と話した。

　広場を運営する弥彦観光協会の神田睦雄会長（８０）は「広場のオープンで近くの土産物屋や飲食店も人出が増えたと聞いている。２年目は昨年以上に盛り上げていきたい」と話した。