完成した小冊子やDVDを手にする福光自然解説員会のメンバー

完成した小冊子やDVDを手にする福光自然解説員会のメンバー

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医王山の魅力伝える 福光自然解説員会が小冊子とDVD

北日本新聞(2019年4月12日)

 南砺、金沢両市にまたがる医王山(いおうぜん)の魅力発信に取り組んでいる福光自然解説員会(石崎悟正会長)は、豊かな自然を紹介する小冊子とDVDを制作した。3年間にわたる活性化事業の集大成で、メンバーは「多くの人に手にしてもらいたい」と話している。

 医王山は古くから子どもたちの遠足の場などとして、広く親しまれてきた。しかし、福光自然解説員会によると、2004年にクマの出没が相次いだことを機に、訪れる人が激減。活気ある山の姿を取り戻そうと、同会は市の「協働のまちづくりモデル事業」の認定を受け、土生居(はぶい)弘実行委員長らを中心に活性化に取り組んできた。

 完成した小冊子「医王山LOVE(ラブ)」は、特色ある医王山の自然やトレッキングのコース、楽しみ方などを紹介。約400部を解説員や市内外の図書館に配布し、解説員が山を案内する際に役立てたり、一般登山者らも活用したりできるようにする。

 DVD用の映像をドローンを使って空撮する過程で新しい発見もあった。トンビの頭のような形をした名所「鳶(とんび)岩」の崖の並びに、「三法師」と呼ばれる自然の石仏がある。これまでは3体だと思われていたが、空撮で木の陰に隠れていたもう1体が発見された。

 石崎会長と土生居委員長は「医王山に愛着を持ち、魅力を感じてくれる人を増やしていきたい」と話している。

 医王山の山開きとなる29日にはトレッキングを企画している。参加者のほか、解説員のメンバーも募集している。問い合わせは事務局の井口洋孝さん、電話0763(52)3019。

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