山田さんの功績を伝える展示=いなみ木彫りの里創遊館

山田さんの功績を伝える展示=いなみ木彫りの里創遊館

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「オリンピックおじさん」追悼しイベント 16日、井波

北日本新聞(2019年4月12日)

  「オリンピックおじさん」の愛称で親しまれ、3月9日に亡くなった南砺市井波地域出身の実業家、山田直稔(なおとし)さんを追悼する催しが16日、同市北川(井波)の「いなみ木彫りの里創遊館」で開かれる。芳名録の記帳台を設けるほか、半生を描いた漫画冊子やピンバッジなどを来館者に贈る。

 山田さんは、1964年に東京五輪を観戦して以来、2016年のリオデジャネイロ五輪まで冬季を含む15大会で、日本選手に声援を送った。羽織はかまと金色のシルクハットの派手ないでたちで応援する様子が話題になり、「国際オリンピック応援団長」とも呼ばれて親しまれた。亡くなった際には、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長がIOC公式ツイッターで哀悼の意を示すなど、活躍は国内外で知られていた。

 いなみ木彫りの里創遊館は16年、山田さんの五輪応援の軌跡を紹介する「オリンピックおじさん展示場」を館内に開設し、五輪開催国の国旗や記念硬貨、現地での写真などを並べている。16日に東京で執り行われる追悼式に合わせ、山田さんを悼む場を地元で設けようと、今回の催しを企画した。

 催しでは、「オリンピックおじさん」と呼ばれた山田さんの半生を描いた漫画冊子や、20年の東京五輪を招致するために作られたピンバッジなどを無料配布する。いずれもなくなり次第配布を終了する。

 同展示場には、3月中旬から芳名録の記帳台を設けており、大勢の人が名前を記している。同館の江尻大朗取締役営業部長は「山田さんの存在を多くの人に知ってもらうとともに、思いを受け継ぎ、地元でも東京五輪を応援していきたい」と話している。

 問い合わせは同館、電話0763(82)5757。

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