日本海で初めて見つかったというツバサコブシガニ

日本海で初めて見つかったというツバサコブシガニ

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珍生物きょうから展示 魚津水族館

北日本新聞(2019年4月13日)

 ■甲羅の形が翼

 変わった形をしたカニ「ツバサコブシガニ」が3月下旬、魚津市沖で捕獲された。魚津水族館によると、日本海で見つかるのは初めて。現在も生きており、13日から同館で展示される。

 ツバサコブシガニは、相模湾から九州にかけての太平洋側に分布する。甲羅の形が、翼のように見えるのが特徴。砂地に生息するが、幼生期は海中を漂っているという。

 今回の個体は、横幅約3センチ。3月23日に刺し網に掛かっていた。

 同館飼育員の木村知晴さん(30)は「状態によっては展示を終了することもある。見たい人は早めに来てほしい」と話している。

 カニをテーマにした企画展「カニカニクラブ」(6月2日まで)で展示する。13、14の両日は、イソガニなどと触れ合うイベントが行われる。


 ■丸い体形と"さめ肌"特徴

 富山湾では珍しいイカ「サメハダホウズキイカ」が12日、高岡市伏木沖の定置網に掛かり、魚津市の魚津水族館に持ち込まれた。同館によると、県内での捕獲は2017年以来2年ぶり。既に死んでおり、13、14の両日に同館で展示される。

 卵のような丸い体形と、さめ肌のような小さな突起で体表が覆われているのが特徴。北海道を除く日本全域に生息している。今回の個体は全長33センチ。同館によると、これまで捕獲された個体に比べてかなり大きいという。丸い体が分かるよう海水に入れて展示する。展示後は標本にして保存する。

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