初めて衣装に袖を通し、気を引き締める出演者=小松市役所

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衣装合わせ、晴れ舞台へ決意 来月の小松「こども歌舞伎まつり」

北國新聞(2019年4月14日)

 5月に開催される「第21回日本こども歌舞伎まつりin小松」(本社特別協力)で「勧進帳」を上演する子供役者が13日、小松市役所で本番用衣装を試着し、晴れ舞台への決意を新たにした。
 市内の着付け講師らでつくる「結(ゆい)の会」の12人が、児童生徒12人に水衣(みずごろも)やはかまを着せた。扇子や数珠など小道具も携えた。
 源義経役の鵜飼杏詩さん(丸内中1年)は「裾が長くて大変だけど、本番はきれいに見えるよう練習したい」と抱負を語り、富樫左衛門役の千田咲希さん(芦城中1年)は「先輩方と同じ衣装を着て責任の重さを実感した。今年は皆をリードしたい」と気合を入れ直した。
 子供役者は引き続き、同市稚松小体育館で長唄・囃(はや)子(し)方との初の合同稽古に臨んだ。同まつりは、5、6日に、県こまつ芸術劇場うららで開かれる。

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