粟島汽船の新造船「フェリーニューあわしま」の船内を見学する人たち=13日、村上市

粟島汽船の新造船「フェリーニューあわしま」の船内を見学する人たち=13日、村上市

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見るものすべてきれい 岩船港で新造船公開 粟島汽船

新潟日報(2019年4月15日)

 19日に就航する粟島汽船の新造船「フェリーニューあわしま」が13日、新潟県村上市岩船港町の岩船港で一般公開された。家族連れら約400人が訪れ、真新しい客室や、普段は見ることができないブリッジを興味深そうに見学した。

 1992年就航で3月に引退した「フェリーあわしま」の後継船として同社が約19億円かけて新造した。粟島港と岩船港間の所要時間は約1時間25分と、従来より約10分短縮される。

 新造船は全長約70メートルで総トン数654トン。横揺れを防止する設備を導入し乗り心地を改善。バリアフリー対応でトイレや通路を広げたため、乗客定員は現行より50人少ない400人となった。車両は大型車4台、乗用車20台を積載できる。

 一般公開に訪れた人たちは広い客室で座席の座り心地を試したり、ブリッジの操縦設備の説明を聞いたりした。村上市小川の会社員の男性(39)は「見るものすべてがきれいで、観光客はもちろん地元のお年寄りにもやさしい感じ」と話した。

 粟島汽船運航課長の本保光一さん(53)は「快適な船旅で、粟島のよさをじっくりと味わってほしい」と語った。

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