回廊の壁に映し出されたプロジェクションマッピング=瑞龍寺

回廊の壁に映し出されたプロジェクションマッピング=瑞龍寺

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高岡の歴史映像で表現 瑞龍寺ライトアップ試験

北日本新聞(2019年4月17日)

 29日~5月1日の「国宝瑞龍寺 春のライトアップと門前市」に向け、プロジェクションマッピングの試験投影が16日、高岡市関本町の瑞龍寺で行われた。改元にちなみ「誕生」をテーマに、高岡の歴史文化の魅力を表現した映像が山門横の壁面を華やかに彩った。

プロジェクションマッピングは、2014年春のライトアップから毎年行っている。山門の左右に広がる回廊の壁面(各幅約20メートル、高さ約3メートル)を一つのスクリーンに見立て、高岡とゆかりの深い鳳凰(ほうおう)や御車山(みくるまやま)、万葉線などが登場する幻想的な映像を投影する。この日は、映像を手掛けたデジタル制作会社のキャンバス(富山市根塚町)の山本博士社長やスタッフらが映り具合などを確認。山本社長は「元号が変わる節目を体感できる内容になった。ぜひ楽しんでもらいたい」と話した。

 ライトアップは3日間とも午後6時半~同9時半で、プロジェクションマッピングは同7時20分ごろから行う。門前市は同5時ごろから総門前で開く。瑞龍寺ライトアップ実行委員会主催、北日本新聞社など共催。 

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