県内作家23人の意欲作がそろったこぶし記展=シーラカンス毛利武士郎記念館

県内作家23人の意欲作がそろったこぶし記展=シーラカンス毛利武士郎記念館

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「沈黙の彫刻家」しのぶ 黒部市でこぶし記展

北日本新聞(2019年4月17日)

 「沈黙の彫刻家」として知られた故毛利武士郎さんをしのぶ「2019こぶし記展」が黒部市粟寺のシーラカンス毛利武士郎記念館で開かれている。記念館の運営に協力する県内作家23人による意欲作約70点が並ぶ。29日まで。

 同館は、毛利さんのアトリエを改装して2015年にオープン。こぶし記展は、アトリエに植えられたコブシの木にちなんで名付けられ、同年から隔年で開いている。

 柏井裕香子さん(黒部)は、衣服のようにも見える布のオブジェを初めて出品。佐藤忠博さん(南砺)のシーラカンスをかたどった木彫、高慶敬子さん(魚津)の鍵とコブシを表現した版画など、毛利さんに思いをはせた作品もそろう。20、21日は休館する。北日本新聞社後援。

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