泣きながら金剛力士像の股をくぐる子ども

泣きながら金剛力士像の股をくぐる子ども

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涙と笑顔 松本で「仁王尊股くぐり祭」

信濃毎日新聞(2019年4月21日)

 松本市波田の仁王門で20日、子どもたちが県宝の木造金剛力士像の股をくぐる「仁王尊股くぐり祭」が2日間の日程で始まった。迫力のある像の顔を見て泣きだす子どももいたが、家族に優しく見守られながら次々とくぐった。

 股の下を通るとはしかが軽く済んだ―との言い伝えにちなんだ行事。順番待ちの時から「嫌だー」と泣き叫ぶ子がいた一方、笑顔でピースサインをする子も。

 祭りは地元の上波田高齢者クラブなどが1988(昭和63)年から続け、32回目。会長の大木康臣さん(78)は「元号が令和になっても子どもやその家族のために続けたい」。21日も午前9時半〜午後4時に開く。

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