南砺市平地域の世界文化遺産・相倉合掌造り集落の春祭りが20日始まり、住民らが獅子舞を披露した。21日まで。
獅子舞を継承する相倉青年会(池端涼会長)のメンバーらが地主神社で舞を奉納後、合掌造り家屋の前や神主宿となった家の前などで「よつたけ」「げんばやし」などの舞を披露した。
獅子とりは中田蒼空(そら)君(上平小3年)、東山小雪さん(同3年)、相田舞衣さん(同2年)、中島れいあさん(同1年)が務め、竹の刀を手に躍動の舞を演じた。今年は3月半ばから稽古を重ねた。
集落には国内や外国からの観光客が大勢訪れ、盛んにカメラのシャッターを切っていた。