2基の曳山の前で獅子舞を披露する中町獅子方若連中のメンバー

2基の曳山の前で獅子舞を披露する中町獅子方若連中のメンバー

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獅子舞、曳山と"共演" 新湊・海老江で春季例祭

北日本新聞(2019年4月21日)

 射水市海老江地区(新湊)の海老江加茂神社の春季例祭が20日、同地区であり、東町と中町、西町の3町が獅子舞を演じた。3月に同市海老江コミュニティセンター敷地内に建てられた「海老江まつり資料館」に併設されている曳(ひき)山(やま)の格納庫も開かれ、獅子舞と曳山が"共演"。地区が春祭りの華やかなムードでいっぱいになった。

 海老江加茂神社は、3町のほか海老江浜開の計4町内が氏子となっている。曳山を継承している3町は春季例祭で獅子舞を演じ、秋季例祭で曳山を巡行。海老江浜開は秋季例祭で獅子舞を奉納する。

 この日は、3町でそれぞれ獅子舞を受け継ぐ若衆が、地区内の施設などを回って獅子舞を演じた。中町獅子方若連中は午前10時ごろに、海老江まつり資料館前で獅子舞を披露。愛らしい子どもたちが演じるキリコと若衆の威勢の良い獅子回しに、住民が拍手を送っていた。

 獅子舞の巡回に合わせ、資料館に併設されている東町と中町の曳山の格納庫の扉が開かれ、花を添えた。

 資料館の矢後武文館長は「館内には獅子頭など地元の文化や歴史を伝える物がたくさんある。多くの人に地区の魅力を伝えていきたい」と話した。

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