■22日からチューリップフェア
熱気球のイベント・チューリップバルーンは最終日の21日、砺波市内で競技飛行を行い、約40基が砺波平野上空に浮かび、カラフルに彩った。22日に開幕するとなみチューリップフェア(北日本新聞社後援)をPRする催しの一つ。
20日は風が強く、開会式のみだった。21日は午前7時ごろから市中村グラウンドで、競技に出場した37チームを含め県内外の42基が順に飛び立った。周辺の田んぼの水面には色とりどりの気球が映り、住民やファンが華やかな競演をカメラに収めていた。
競技飛行は、主催者の「ヘア気球」を追い掛け、ヘア気球が着陸後に広げたシート状の目標物に上空から砂袋を落として近さを競う「ヘア・アンド・ハウンド」という種目を行った。
チューリップバルーンは県内の熱気球愛好団体などでつくる実行委員会(橋本精一委員長)が毎年開き24回目。