地上約20メートルから泡消火薬剤を放つ隊員=大野町4丁目

地上約20メートルから泡消火薬剤を放つ隊員=大野町4丁目

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金沢港で訓練 石油基地の火災に備える

北國新聞(2019年4月23日)

 市金石、駅西、中央の3消防署は22日、金沢港北地区特別防災区域にある東西オイルターミナル金沢油槽所B地区(大野町4丁目)で、石油基地火災に対応するための訓練を行い、消防隊員31人が消火技術の向上に努めた。
 地震で屋外にあるタンクが破損、炎上したとの想定で、はしご車と大型高所放水車の計3台がそれぞれ化学車と連携し、高さ約20メートルから地上に向けて泡消火薬剤を放った。延焼を防ぐため隣のタンクに水を掛ける「冷却注水」も実施した。
 石油基地での訓練は消防態勢の強化を目的に金石消防署が企画し、3署合同で毎年行われている。

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